2012.07.30 賞与
7月は夏の賞与の時期ではないでしょうか。
サラリーマン時代がなつかしいです。
現在私は個人事業主なので
当たり前ですが,賞与なんてありません。
誰か賞与くれないかな~,といった感じです。
本当に従業員さんがうらやましい。
だけど,なかなかこの
「賞与をもらえるありがたさ」が,
従業員さんには伝わらないものです。
もらって当たり前,と思われている
従業員さんも多いかも・・・
賞与をなぜ支払うのか。
それを従業員さんにちゃんと伝えることも重要です。
しかし,そのためには経営者様自身が
賞与を支給する目的を明確にしておく必要があるでしょう。
そもそも,
賞与を支給する義務は会社にはありません。
ただし,契約書や就業規則で
「賞与を支給する」などと書いていると
支給する必要がでてきます。
賞与を支払った場合は,
年金事務所へ賞与支払届の提出が必要です。
さらに,社会保険料と労働保険料もかかります。
社会保険料(健康保険と厚生年金保険)が
とくに高いので,自動引落にして油断していると
ちょっとびっくりします。
賞与を払える,ということは
会社としてすばらしいことですが,
従業員数名規模の会社さんであれば
賞与は払わなくてもいいのでは,と個人的には思います。
(契約化している場合は別ですが)
それよりも,
定期健診を受けさせる(原則会社負担)とか,
残業させたら残業代をちゃんと払う,とか
法律上定められた会社がやらないといけない事を
ちゃんとやることが先決かと思います。
法律上の定めを果たさないと,
会社にとって大変なリスクとなります。
要は優先順位の問題ですね。
会社としてやるべきことをやって,
そのうえで,賞与を支給する余裕があれば
支給すれば良いのではないでしょうか。
賞与を支払う目的・意味を,
経営者様自らも是非ご一考下さい。
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